こんにちは。
私の圃場がある東京多摩エリアでは日中の気温が20℃を超える日が多くなり、キウイの蕾も大きくなってきました。
このままいくと今年の開花時期は例年より1週間くらい早まりそうな感じです。
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![東京ゴールド](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=270x270:mode=crop:format=jpg/path/s35267ff185517836/image/i18f41b891d79fdcc/version/1523764188/image.jpg)
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ヘイワード4/15 東京ゴールド4/15 ブルーベリーはほぼ満開でミツバチが訪花中
ニュージーランド視察の中でミツバチによる受粉の話がありましたのでご紹介いたします。
南島北部でキウイフルーツを栽培している方のお話です。
ヘイワードはミツバチによって受粉していて、使うミツバチの量は1ヘクタールあたり10群です。
この方の場合は、養蜂業者に連絡して開花時期にミツバチを運んでもらうそうです。
3分咲き頃からミツバチを配置するのですが、最初は3群⇒5分咲き頃に5群⇒満開時に10群と、
開花状況に合わせてミツバチの量を増やしていきます。
雄木の割合は1/10で、等間隔に入っていました。
満開時には補助として、1ヘクタールあたり250gの花粉をブロアで、下から撒くとのこと。
雌木と比べると主枝が長くしてあり、樹勢を抑えているようでした。
花が終わると、すぐに剪定するそうですが、どんどん出てくるので3回は作業するそうです。
雄木に棚面積を取られてしまい、収穫量が減ってしまうと思っていましたが、それほど大きな影響はなさそうでした。
日本でも活かせる技術ではないでしょうか。
以上、ミツバチ受粉の話でした。
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花粉を撒くブロアです。