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令和5年度総会・冬期研修会終了

皆様こんにちは。

 

先日ご案内しました令和5年度総会&冬期研修会が開催されました。

 

水野議長の進行のもと全ての議題が承認され総会は無事終了しました。

 

 

引き続いて冬期研修会がスタート。

 

最初に日本アグリプロモートの藤川氏より『国産キウイとNZ産キウイの流通動向』について

 

同じく日本アグリプロモートの金子氏からは『販売資材の変更等』についての説明がありました。

 

続いて加藤氏による自作花粉交配機の商品説明がありました。

 

 

・長さがあり軽いアルミ製ノズルなので手を上げずに楽に作業できます。

 

・葉や花を傷つけにくい仕様。

 

・花粉ボトルが縦になるので安定して花粉が出る。

 

他にも色々工夫されていて使い易いです。

続いては澤登早苗氏による『キウイフルーツ産業の概況と今後の見通し』の講演。

 

国内果樹生産量は一部のぶどう品種が急激に増産しているが、全体としては減少傾向にある。

 

若年層を中心に、国民一人当たりのフルーツ消費量は減っていて100g未満/1日の割合が増加している。

 

そんな中、キウイフルーツの購入量は伸びていてNZからの輸入量も増えている。

 

気候変動に対応した土づくりが必要になるなどやるべきことは沢山あるが

 

国産キウイフルーツの将来的な見通しは悪くない。

 

この他にも大切なことを沢山お話ししていただきました。

 

国産キウイフルーツ生産の将来は暗いものではない。

 

久しぶりに対面開催ができました。

 

と、言うことで集合写真。


≪ 2 日 目 ≫

片嶋氏による『トミーゴールド』の説明。

 

令和5年1月31日に果実と苗の商標登録が完了。

 

品種の特徴は

  ・長期保管ができる

  ・果肉の黄色が濃い

  ・食味が大変良い

  ・平均果重は110g

  ・収量が多い

    ・

    ・

    ・

質疑応答では『果を大きくする』『裂果落果対策』『交配』等について意見交換しました。

 

 

糖度は赤系の次に高く。

 

うまく作ればかなりの収量が期待できる。



その後は研修会場近くの長沢園と澤登園を見学させていただきました。

 

長沢園見学の様子


 

澤登園見学の様子



研修会終了後には故初代理事 長澤登晴雄様と故三代目理事長 澤登芳様の墓参ができました。

 

久しぶりの対面開催となった今回は大変盛りだくさんの内容で時間が足りませんでした。

 

次回の夏期研修会は7月29(土)・30(日)に富山県での開催を予定しています。

 

詳細が決定しましたら『キウイフルーツ協会だより』と当HPにてお知らせいたします。

 

多くの会員の方々の参加を期待しております。